アルネオがサービス終了ということで、最後に記事を書いておくことにします。


ちょうど一年前にこの道を通った夜~
じゃなくて
ちょうど一年前、アルネオリリースということで触ってみたら懐かしいこと懐かしいこと。

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細かい改良はされているものの、アルテイル時代の基本システムは踏襲されており、また雛鳥りむさんや堕天使ルシファーさんなど当時よく絡んだプレイヤーもいて、あのときの熱狂が蘇ってきたのです。
そもそもこの十年、アルテイルのことは常に心のどこかに存在していて、ニコニコにアップされている「アルテイル音源集」を定期的に聴いていたほどでした。

スマホとの相性も抜群で、出先で対戦できたりデッキをいじくれたりできるのも感動。当時はパソコン買えというアドバイスを無視して毎日ネカフェに通っていましたからねw

あっという間にハマった私は、当時と同じように廃課金者となり、暇をみつけてはプレイするようになりました。


麻雀界で名を挙げていた私に社長は目をつけ、一度会社で話し合いの機会を持つことに。
そこで社長はアルネオに懸ける思いを熱く語っていました。

麻雀と酷似している点や過去に活躍していた点から、何かしら力になってほしいことも。
というわけで私が公式プレイヤーとしてやっていくことに決まり、麻雀業界の方でも記事をいくつか書き、このブログを立ち上げ、Twitterアカウントも作りました。

他にも配信や、オフラインイベントでの実況解説など、いろんなアイデアを出して活動していくつもりでした。
ただ、実質的に活動していたのは2~3ヶ月だったでしょうか。


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麻雀界での業務が忙しくなり、ろくにプレイ時間も取れず、なかなか活動できない日が続きました。

同時に運営側でもゴタゴタが続き、私の気持ちがついていかなくなり、このままでは申し訳ないので一旦公式プレイヤーを辞めさせて欲しいと打ち明けました。
すぐに了承してもらったのですが、今は時期が悪いから発表は待ってくれと言われて、ずっと待っていたら、サービス終了のお知らせが飛んできました。。w

もう終了することは決まってしまったし、過去のことをグダグダ言っても仕方ないのですが、いわゆる有村問題に関しては、実はマイセンさんから長いレポートを頂いていました。
そのレポートには、りむさんのデッキ流出問題をはじめとする多くの案件がまとめられており、この問題を解消しないと確実に数百人単位のプレイヤーが引退するということも書かれていました。
私はそのレポートを運営の方に何度か送ったのですが、やはり返事は「調査をしたが、そんな社員はいない」の一点張り。

会社的に嘘をつかないといけなかったのか、それとも本当にわからなかったのかはわかりません。
ただ、事実としてそれから数ヶ月でサービス終了となってしまいました。

マイセンさんからは恐ろしいまでのアルネオ愛を感じたし、りむさんの力になれなかったのはとても残念です。あとりむ嫁さんにもw

麻雀と同様、勝負の世界は「たられば」は禁句なのですが、あそこでもう少し対応してもらえていたら…と思わずにいられません。



というわけで辛気臭い話はここで終わり。

アルネオはゲームとしては本当に優れていますよね。
Twitterを見ていても、みんな褒めちぎっています。
辛口のユーザー、コアなカードゲーマーたちですら、こぞってその点は認めています。
ゲーム自体つまらないと言っている人は1人として見たことがありません。

さらに当然ですが、操作性やグラフィック、BGMまでも進化しています。

10年前のPC版の動画を見ると、よくやっていたな、とすら思いますw

それだけに勿体なかったですね。


感じたのは、スマホとは相性いいけれども、他のスマホゲーと比較されがちで、どうしても課金の敷居が高くなっているなーと思いました。

例えば私のやっているネット麻雀「天鳳」は月に500円。
今流行りのドラクエウォークなんかも無課金で相当楽しめますよね。

私も麻雀側に結構アピールしたつもりですが、あまり響いていませんでした。
3枚揃わないと使いづらいのがネックなのか、ゲームに月1万を落とす感覚自体がないんです。

私もお金に糸目をつけない…とまではいきませんが、ほとんど気にしないタイプなのに、久しぶりに課金してみて「これは一般の感覚ではキツイだろうな―」と正直感じていました。
例えば学生さんには無理ですよね。

逆にユーザーの求めるハードルが上がっていることも感じました。
ログボ、ミッションは当たり前で、常にお得なイベントを開催していないと満足しない。
イラストレーターの単価は上がったと言っていたし、ネームドには声もつけないといけません。
広告宣伝費も馬鹿にならないでしょう。

同じ環境ではどうしても飽きがきてしまうし、かといってカードをどんどん出していくのも覚えれなかったり、課金ペースについていけなくなったりする。


あらゆる面で、カードゲーム界って大変なんだな…と感じました。

どうしても麻雀と比較してしまうのですが、麻雀とか将棋って微妙に変わってきてはいるのですが、大本の基本ルールはもう何十年もそのままで、勝手に牌や駒がドラマを演出してくれるんですよね。




はてさて、長くなってしまいまたが、一瞬でしたがアルテイルの世界観やシステムを現代に感じることができて、とても幸せでした。

そんな中、公式プレイヤーとして迎えていただき感謝の気持でいっぱいです。
自分からやりたいと言っておいて、ほとんど活動できなかったのが心苦しいのですが、いただいたギャラ以上に課金した、ということで自分を納得させていますw

残念な終わり方となってしまいましたが、やはり最後にはありがとうございました&お疲れさまでした、と言うよりありません。


このブログもサービス終了後に削除する予定です。
Twitterアカウントも他の用途に切り替えるので、リムーブしてください。
ちなみに麻雀アカウントはこちらです→@zero_0801

次はまた10年後ですかねw
それではそのときまで、あでゅ~!

泥臭く粘っていましたが…


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このままでは負けてしまいそうです。
だが…!私には逆転のカードがあるっ…!

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反撃の狼煙
(自分ユニットから1体選び墓地へ送る。すべての相手ユニットに選んだユニットの攻撃力分のダメージを与える)


うおおおおっ!!


で、どのユニット飛ばそうかと迷ったときに、みなさんはどうしていますか?
自軍ユニットを1枚1枚長押しして、攻撃力をチェックする人もいるかもしれません。

でも、もっと便利な方法があるんですよね。

それは…


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このボタンです。
これを押すと一目でカード全体のパラメーターをチェックすることができます。


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相手のユニットに防御力がないことも確認できますね。
ユディットジュリエンテ、どちらを飛ばしても相手ユニットを全クローズさせることができます。

中終盤となると、互いのユニットも増え、バフがかかりまくって、なかなかすべてのカードのパラメーターを把握することができません。
そんなとき、私は頻繁にこのボタンを押して確認しています。

特にこの不死デッキは、ユディットのクローズスキル


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これを相手のどのユニットを選択するのか、はたまた自分のユニットを選択した方が得なのか…を考えるときに、このボタンは非常に便利です。
使っている人は使っていると思うけど、もしかしたら慣れていない方は使っていないかも…ということで記事にしてみました。


ついでにマメ知識をもう1つ。

現状HPが最大HPからどれくらい減っているか…をカードの下のバーで確認できるって知っていましたか?


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6番のラングバルトに注目してください。
HPが15/65なので、バーが短いですよね?

その一方で後衛のジュリエンテユディットは最大HPなのでバーが振り切っています。

めちゃくちゃ役に立ったりはしませんが、どのユニットを待機させるかの判断を、ボタンすら使わずに行うことができたりするので、知っていて損はないと思います。



それでは快適なランクマッチライフを!

同速度の運勝負の際に
「光れ!光れ!」
自軍ユニットの枠を凝視してしまうみなさんこんにちは。


そんな速度勝負に連続で敗れたりすると、とても切ない気持ちになってギブしたくもなります。

まぁギブも悪くないと思うんですよ。
対戦時間が短くなるのはお互いwinwinですし、劣勢な時間を過ごすのはしんどいですからね。

ただ、勝利の可能性があるうちは続けた方がよいでしょう。

①相手が思い違いなどでミスをする
②相手のリアルの都合(回線が落ちる、電話がかかる)


などで、勝てるときもあるし、相手のシールドやカードを見ておくことは勉強になるかもしれません。

②を期待するのはゲームとしてどうなのか…とも思いますが、1枚でもシールドをめくってやるという姿勢は大切だと思います。

相手のシールド1枚目が刺さった時点で退場していくプレイヤーも多いですからね。


どうにもならなくなったら「決め打ち」もアリです。

「相手のユニットAは資産の都合で2枚しか持ってなくてリムーブ、そしてシールドが水の鏡(アクション終了の1体を返却)だと決め打ちして、相手のユニットBに呪縛をうって勝つる!」

などと、超自分の都合のいいように解釈して行動を合わせることです。


で、まぁ本当にどうにもならなくなったらギブするわけですが、しっかりギブしましょう。

中には、よほど不愉快だったのか、回線を切るプレイヤーも散見されます。
その場合、対戦相手は3分間くらい待っていないといけません。
最後の嫌がらせといったところでしょうか。



↓は、とある麻雀プロの言葉です。

対局相手には敬意を払うということを忘れちゃいけないんです。
半荘が終わったら、口に出さなくてもいい
「半荘1回、自分に付き合ってくれてありがとう」
と。どんなときでもその気持ちを忘れてはいけません。



…正直、ここまで高尚な考えを持て、とは恐れ多くて言えませんw

自分の都合のいい時にできて、好きなようにふるまえるのがゲームのいいところでしょう。
しかし、スマホの向こう側には必ず相手がいます。
相手がいないとゲームって成り立ちませんよね。

散り際にその人の本性が出る、と思っています。

これはアルネオだけでなく、全てのゲームに通じることだと思います。

ありがとう…だなんて、聖人みたいなことは言わなくてもいいけど、せめて美しく散っていきましょう。



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唐突にアーノ美麗!

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